つじあやの「恋々ツアー」＠東京芸術劇場

　今年のあやのさんのワンマンライブは池袋。会社からは淡路町へ出て
丸の内線で一本。メジャーな会場だが、個人的には初めて。２０分前に
は着いたのだが、空腹で頭がボーっとしていたので、そのまま開演を待
つ。昔は業界人っぽい人が多かったつじさんのライブだが、いまでは学
生が殆ど、と言った感じで、ネクタイ姿は少ない。グッズ売り場ではツ
アーＴシャツを買いました。

1.涙、風にたくして

　だんだん会場が大きくなるなあ、僕はＬだから前から１２列目？クラ
シック系のコンサートホール、と言う感じで２階席は桟敷っぽい。最初
のＭＣは名古屋、大阪、京都と回った全国ツアーの最終日です、と言う
お話。

2.ありきたりのロマンス
3.明日によろしく

　比較的アップテンポな曲が並ぶ、誰か手拍子して欲しいなあ（希望）。
ここでアルバム「恋々風歌」の話。スウェーデンでのレコーディング話
でした。この２曲もトーレ・ヨハンソンのプロデュース曲。で、次の曲
はもう一人のアルバムプロデューサー、Dr.StrangeLoveの根岸孝至氏の
プロデュース曲。

4.ぎゅっと抱きしめて
5.心は君のもとへ

　ここでストリングス登場、「そよ風ストリングス」と言うのはパーマ
ネントな楽団なのか、このツアーのために結成したものか？デビュー曲
をストリングスで。

6.クローバー
7.雨音
8.（曲目失念）

　いつのまにかそよ風ストリングスもうららかブラザースもいなくなり、
あやのさんのウクレレ弾き語りモード。ここで昔の曲をやります、と宣
言されたが、なんと麻丘めぐみの「私の左きき」とは！オヤジな私は苦
笑していたが、知らない人の方が多数と思われる反応。:-) ところが始
まると完全にあやの色の曲になっていて、原曲のアイドルチックな雰囲
気は全くなし。「月」は未リリース曲。

9.私の彼は左きき
10.月

　ここでうららかブラザースのメンバー紹介なのだが、なぜかあやのさ
ん、ドラムを叩きます（笑）。学芸会ノリではなく、そこそこうまいの
だが、なにせ唐突なので苦笑。と言うか、変に笑いを誘うでもなく、ほ
んわかした雰囲気はドラムを叩いている時でも変わらない。この人の人
格の為せるわざだなあ。

11.君のうた
12.風になる

　当然「風になる」では先ほどのそよ風ストリングスが再登場。「猫の
恩返し」の主題歌ということで、アルバムの中でも要の位置にいる曲だ
が、個人的には盛り上がりましたね。ＭＣも面白くて、去年の映画上映
中に飛行機の中で自分の曲を聞いて、「マイペースだなあ」と実感した
とか。

13.恋人どうし
14.月が泣いてる
15.桜の木の下で

　あっという間のライブ、穏やかな時間はもうおしまい。「桜の木の下
で」では天井から花吹雪が。３年前に鴨川の桜並木は見ましたが、あや
のさんはこの曲の桜のイメージは哲学の道だそうで。また春に京都行か
なきゃ。

ENCORE
16.頼りない僕らの果てしない明日
17.君にありがとう
18.悲しみの風

　最初のアンコールで２曲、そして最終日ということでダブルアンコー
ルが来ました。ＭＣはあやのさん自身がツアーをとても楽しんだ、と言
うお話。あやのさんもマイペースでがんばる、とのことなので、我々ファ
ンもマイペースで彼女を応援していきましょう（笑）。ほんわかシアワ
セ気分で帰途へ（と言うか、池袋で銭湯巡り（笑））。