Club Minority Vol.2 @ Show Boat, Koenji

　連休が終って週５日働いた割には、イベントが多すぎて（茅場町ミーティン
グや研修＝Ｖ２１などあわせて５本！）仕事が全然捗らない金曜、さっさと帰っ
て自宅から徒歩５分のライブハウスだ（笑）。
　お目当てはいちおう有待雅彦。誰それ、って私もよく知らないのだが（爆）、
Wild-Spykeと言うバンドの人。仲谷かおり関係でこのバンドのファンサイトに
もなぜか出入りしていて（まぁファンサイトと言っても掲示板はただのおしゃ
べり場になってるので関係なし）、そのしがらみでちょっとライブを覗いて見
よう、と言うことになった次第。トップバッターだったのでスタート(19:30)
からは１０分ほど遅れて到着。まだ早い時間で空いていたが、ファンが最前列
に陣取ってます、他のバンドが最前列にファンが陣取る、と言う光景がなかっ
たので、熱心なファンと言うことが分かります、つか、そのうち子連れの女性
が２人もいるよ（笑）、と言うことは、独身時代にファンになって、結婚して
からも応援してる、と言うことか、こりゃ生涯ファンですな（オイラには真似
のできない芸当）。アコギを弾くパートナーと２人のアコースティックライブ。
エモーショナルなバラードが並びます、フルバンドだったら間違いなくハード
ロックだな、と思わせます。ボーカル上手いですね、と言うか、相当年期を積
んだアーティストの様子、見た目はまだまだ若そうだけど。
　で、今日は出演バンド数が多いので（７バンド）、２０分くらいでどんどん
行きます、お次はTHE JEAN GENIE。ミシェル・ガン・エレファントを連想させ
るロックンロールバンドだが、もう一歩引っかかるものが欲しいところ、上手
いけど平凡。
　次、hednic nerve、紅一点のボーカルは上手いのか下手なのかよく分からな
い。
　次、bahamada(buffalo chiken F)。カッコ付きなのは、カッコ内が本来のバ
ンド名だが、メンバー脱退があってカッコ外の名前を名乗ってる様子。なんと
今時珍しいプログレバンド（ユーロロックと呼ぶ方が正しいか？）。若いのに
シブイねえ。いや何気によかったです、演奏の割に楽曲がポップなので。
　続いてオヤマダエイジ。おっ、打込み系か？最初コンソールだけをいじり、
ミドルテンポなテクノをやったのでこっちも少し踊ってみる。ところが２曲目
からフォークギターを抱えてきた、１８０度違うメロディアスなフォークロッ
クになる。何かよく分からん凄さが。:-) 非常にヲタクの香りのするお兄さん、
ゲストに可愛い女性ボーカルが出て来てニヤついてるところなんか濃すぎです。:-)
　問題はここから、次に登場したのが全快ファスナー、イロモノギャルバンド
です。アイディアも悪くないし（オープニングで「恋のダンスサイト」を踊っ
て見せたりとか、その他もろもろ）、演奏テクがしっかりしているので、結構
衝撃を受けました。まぁ考えてみればナゴムギャル（有頂天とか筋肉少女帯を
聴いてたギャル）の残党がバンドやったらこんなんだろうな、と言う元も子も
ない解説も可能だが、やはり現場で衝撃を受けた、と言うことでオススメ。もっ
とも新作は６月半ばか遅ければ７月に入らないと出ないみたいだが。
　そしてバンド名不明のダブバンド。これが凄かった、確かに日本のダブバン
ドはレベルが高いのだが、サンプリングのアイディア、演奏テク共に満点をつ
けられる凄さ。コイツは見っけもの、久々にライブハウスに来てよかった、と
思わせたバンド。
　全バンドのライブが終了、そしてそのままＤＪタイムへ。と言っても、ここ
はオールナイトは滅多にやらないみたい、だって街の商店街にあるライブハウ
スだからね（笑）。Asagaya-Happinessと言うＤＪチームだが、スレンダーで
可愛い女の子がボッサとか渋谷系モノ中心とは言えスピンしてたのはなかなか
魅力的。男のＤＪはやはりテクノ・ブレイクビーツが多し。何時か判らないま
ま疲れて帰ってみると、１時近くなってた、ライブハウスで５時間以上って、
最長記録ではないだろうか？（もちろん野外フェスではこんなものではありま
せんが）