Nightmare @ Maniac Love

　先週末は体調不良で殆ど寝床で過ごしてしまいましたが、今週はガッツ
リ行かせて頂きます（笑、情処試験の方はガンバッテね:-)）。と言うこと
で、金曜日は１０時まで仕事をして、一度帰宅して最終電車で再度外出
（もう最近は自転車クラビングも引退気味）、地下鉄はもう終っているの
で原宿から徒歩で表参道Maniac Loveまで。原宿ってのは子供の街なので、
夜になると結構さびしいところだったりします。元気なのは道路工事のオ
ジサンとか（笑）。
　Nightmareと言うのは、昨年のボディ・サスペンション・パフォーマンス
があまりに衝撃的だったTorture Gardenのサブセット版パーティ。と言う
ことで、ドレスコードチェックがあり、私はサイバー系で攻めたが、危う
くはねられるところだった（苦笑、目の前で普通のクラバーが見事に追い
返されてました）。と言うわけで、いつもとはかなり違う客層。ただ、恰
好は確かにＳＭフェティッシュな危険な香りを漂わせているものの、よく
見ると見んな普通の人なんだよね。なんか普段のパーティより髪の黒い人
が多く、どう見ても昼間は立派に社会人してる人が多そう。つまり、奇人
変人は沢山いるものの、社会的には周縁にいる人ではなく中心にいそうな
人たち（税理士とか医師とかかなり堅い職業の人多しと見た）、その意味
では個人的にはやや幻滅（いや、もちろん“あちらの世界”で生きている
ような人たちも沢山いたのだけれど）。
　今回は縮小版なのでパフォーマンスショーは１回のみで日本人。で、タ
イミング的に入店直後、なんと花電車であった。言ってみれば、場末のス
トリップ劇場に行けば見られるものなのだが、まぁそうは言ってもストリッ
プ劇場に行ったことのない身としては、日本にもこんな驚愕のアンダーグ
ラウンドカルチャーがある、と言うことを思い知らされる。種も仕掛けも
ない、膣圧でスプーンを曲げてみたり、膣から炎を吹いてみたり、こんな
花唇にチン○コを入れたらどうなるんだろうか（怖＆余計な心配）。
　上記でやや幻滅、と書いてみたものの、実のところ“普通の人”がコス
プレするからこそ、ディープさがより一層深かった、とも言える。なんか
おとなしくて口数の少ない経理の女の子、てなイメージの女性が、ラバー
の紐ビキニみたいな過激なファッションで踊っていると、何だか目眩がし
そうです。これがインリン・オブ・ジョイトイのようなルックスも過激な
女の子であれば、いわゆるメディアの作り出したイメージとの連続性があ
るので安心出来るのだが、そういうイメージをぶっ壊されたところに衝撃
がある、つーか。踊ることに使うテンションがそうした目眩がしそうなシ
チュエーション（あと、デブな男がラバーのナースルックに身を包んで踊っ
ているのとか、まさに“悪夢”！）に持ってかれてました。
　ＤＪがかけるのは基本的にダーク目のハードハウス。去年よりＢＰＭが
遅いような気がしたな。最近ハードハウスのパーティが少ないので、音楽
も目的だった。んー、でもあんまり上手いＤＪではなかったような（結局
ＤＪの名前分らず）。アフターアワーズ（最近のマニアックは金曜もアフ
ターがあります）のFunky Gongさんがハウスともロックともつかない摩訶
不思議な選曲でよかったかな。とは言え、今日も予定があるので６時過ぎ
に退散。がんばって１２時半に起きてJA○PMの特別例会、Australian
country musicに対する講演で、やはりローカルミュージックと言うのは
地域的な社会状況と重ね合せて聴くと面白いものです。