Club Therapy @ WOMB, Shibuya

　すごい雨でしたねー、と言っても花見の予定などない人間にはどう
でもいいことでした、と言いたいところですが、代々木レイヴはどう
なったんだろう？（日曜に行く予定）
　さて今日はWOMBでDave Seamanだ、これは行かねば、と言うことで、
終電で高円寺を出て、渋谷まで。普段自転車で行く時はいいんだが、
徒歩で渋谷道玄坂歩いてると、風俗のキャッチがそれなりにいるので
緊張します（苦笑）。WOMBの前にはこの雨にもかかわらず行列が。す
ごい人気だ、雨で足が遠のく、と言う感覚はクラバーにはないっすね。
ちょうどタクシーでシーマンさんが会場入りしてました。今来たばか
り、と言うことは、もうしばらくは前座ＤＪかな、と思いきや、フロ
アに入るとすぐにシーマンさん登場。
　Dave Seamanと言えばRenaissanceを代表するＤＪ、いつもはディー
プなプレイを楽しませてくれるのだが、今日はアゲアゲできました。
最初からラテンパーカッションを効かせたハードハウスで攻めてきま
す、フロアもどうやら最初からそう言うハードなのを期待していたよ
うで、喚声がスゴイっす。当然オレも叫んだ（笑）。プログレッシブ
ハウスＤＪがあげるとトランスへ行くのかな、と思いきや、ハードハ
ウスだったので、やはりデイヴはハウスＤＪなんだな、と思ったり。
　とは言え、今日はデイヴはやりたいこと全部やった、と言う感じ。
おぉ、ＵＫトランス（初期レフトフィールドみたいな曲）だよ、あら
今度はロックだよ（Kate Bush "Running Up That Hill"とか来たぞ）、
更にはDepeche Mode "Strange Love"とかも来たりして、これってひょっ
としてハシェンダ？この人がハシェンダでプレイした経験があるかど
うかは分からないのだけど、少なくともハシェンダのセカンド・サマー・
オブ・ラブ全盛期を体験していたはずで、それを再現してるんだ、と
思って感涙。日本じゃちょうど"24 HOUR PARTY PEOPLE"上映中という
のを意識してるのでしょう。２月のMADCHESTER NIGHTはいわゆるナツ
メロ大会だったが、デイヴのプレイはもし今ハシェンダがあったらこ
んなパーティになっていただろう、と言うのを再現していた、と言う
感じ。とにかく、これは素晴らしいパーティだった。
　個人的にはフロアが込み込みで、ハジケ切れなかった部分はある。
とは言え、叫んだのは久しぶりだし、前述のようなナツメロも入って、
昔のテンションをちょっとだけ思い出してみたり。休憩には例によっ
て４Ｆのサブフロアのプレイも覗いたが、こちらはディープでしたね。
本来の（というか、かつての）Renaissanceはこんな感じでしょう。こ
ちらも白人中心に盛り上がってました。帰りに１Ｆのサブフロアも覗
きましたが、こちらはドラムンベース。残念ながら今日は１０時半に
歯医者の予約があったので、５時前には退散、そのまま４時間睡眠で
歯医者へ。