MADCHESTER NIGHT @ Liquid Room

　今日は中年系:-)椎名林檎板のtakajさんとクラビング。オイラも開発環境の
サイベースをフッ飛ばしたりしてそれなりに大変な一週間ではありましたが、
フロア入りする前の喫茶店でのtakajさんの上司とドンパチの話もシビア。こ
れもまあ異業種交流ということで(^o^)。
　さて今回のパーティは3/22公開の映画「24 HOUR PARTY PEOPLE」のプロモー
ション、と言うことで、普段はトランスやテクノをスピンしているＤＪがマッ
ドチェスターな時代のロックをかける、と言うことで興味津々で。何しろ今の
日本のトランスブームを築いた与田さんが実は根はメッチャマッドチェスター
（＝セカンド・サマー・オブ・ラブ震源地）な人だと友達から聞いたのが半年
前。その頃からずっと期待していたわけで（笑）。その一方で、オイラロック
で踊れんのかな？一体どんな客層なのかな？と言う不安も。
　さてフロアへ。クボケン（久保憲司）がUnderworld"Rez"をかけてすぐに
Yodaさんに交替。ウヒャー、やっぱりロックだ、しかもつながないし（驚＆笑）。
それにしても、フレンドリー＆ピースフルな雰囲気はやっぱり与田さんなんだ
よねえ。個人的には（多分一般的にも？）マッドチェスターと言えば、ダメ人
間（今もそうだけど、イギリスの失業率は日本とは比較にならないですからね
え）な若者のクライ青春を反映したロックだと思ってるんだが、与田さんがか
けるとそういう暗さが全然ないのがビックリ。与田さんおそるべし。
　その後のNAOKI KIHIRAさんが一気にドープなブレイクビーツ・テクノに落と
したもんだから、その落差で更に与田さんの個性が引き立ったというか（笑）。
フロアもだいぶ減りました（苦笑）、でもキヒラさんはキヒラさんでそっち方
面では人気のある人ですから（全然ロックではないんだが、セカンドサマーオ
ブラブと言えば初期ブレイクビーツもあったから）。オイラも、タテノリにも
なりきれないロックは正直暴走できなかったので、踊れるテクノになってから
ようやく暴走できたかも(^o^)。日が昇る頃（と言っても、曇ってましたけど）
には与田さん、クボケンさん、キヒラさん、そしてサブフロアＤＪ入り乱れて
のアンコールタイム。
　結局マンチェスターロックがテーマのパーティなのに、全員が自分の好きな
音をかけまくるという“オレ様パーティ”になってたのが面白かった。懐かし
いからよかった、と言うほどオイラはＵＫロックにどっぷり漬かってたわけじゃ
ないし（当時はどっちかつーとユーロビートだったな（笑））、結局ＤＪが営
業モードじゃなく当時本当に自分が好きで買ったレコードばかりをかけてた、
と言うのが重要。つーわけでtakajさんお疲れさま。:-)