7 hours liquid - Andy Weatherall

　昨日のTorture Garden Japan @ Pylon Roppongiは会社の新人歓迎会でヘベレケ
になってしまったのでパス、本日のアンディ・ウェザオールに賭けてみました
（って、賭けるほどのものではない:-)）。それにしても日中は暑かったな。タイ
ヤの空気も入れ、ライトも新しいのに取り替えて、気持ちよく自転車を大久保通
りの東へ向けて走らせる。
　アンディと言えばテクノ聡明期からいるＤＪ＆アーティスト、オールドスクール
な人にはヒーローだと思うが、最近の音沙汰があまりなかったので（2 Lone
Swordsmen名義のリリースはあったか？）、地味に盛り上がるのかな、と思いきや、
リキッドルームはほぼ満員、危うく入場制限されかけそうな感じだった、ドア料金
で4,500円もすると言うのに。
　中に入ると、デコは殆どなし、かかっているのはちょっとエクスペリメンタルな
ブレイクビーツ。要はフロア仕様のエレクトロニカ。個人的にはアンディと言うと
The Sabres of Paradiseと言うイメージなので、もっとＵＫトランス的要素が強い
のかと思ったが、少なくともＤＪとしてはバリバリのテクノの人だった。というか、
素晴らしくブレイクビーツにこだわりのある音を重ねていた。最近個人的にも初期
プロディジーを効いていたりして、バック・トゥ・ブレイクビーツしてたのでいい
感じ。
　思うに、日本のテクノ人口って、下手すると発祥地イギリスなんかよりシリアス
なファンが多いんじゃないかな。例えば田中フミヤのChaosなんて殆ど地味なミニマ
ルばかりなわけだし、そういうパーティでもクラウドは夜明けまで踊り明かしてい
る。アンディのプレイもそういうシリアスなテクノだ。ある意味日本人に受け入れ
やすいかもしれない、と言うか、とにかく人が入ってた、そして、黙っていても汗
ダラダラの暑さの中、そんなことにめげることなくみんな踊り狂ってた。ある意味、
日本でのラブパレードだったのだろう。個人的には、Co-Fusionとか有名曲をかけ
始めた頃に盛り上がって、ああオイラってミーハー、と反省してしまうような感じ
でしたが（笑）。実際、５時過ぎには水分欠乏＋疲労過多で帰途へ。確かに電車が
走り始めたころに少しフロアはすいたが、そうは言ってもまだ１０００人弱のクラ
ウドがアンディのかけるrockin'なテクノをむさぼるように踊っている。日本のテク
ノフリークも大したものである。
　そんなこんなで帰宅、一眠りして出かけたのは国仲涼子ちゃんの写真集発売記念
握手会。「ちゅらさん」で国民的美少女として認知されたはずなのに、最近はこう
いう正統派美少女には不遇の時代なのか、MAXのソロ写真集のときよりも人が少なかっ
た;_;;。でもカワイサはやはりハンパじゃなかった、クゥ〜。もうちょっと本格的
に応援しようかしら？