After Hours @ Maniac Love

　土曜日にマラソン練習で疲れて早寝してしまったため、日曜日は早起き、
それなら久しぶりにアフターアワーズパーティでも出かけてみようか、と
言うことでマニアックラブへ（って、朝起きてアフターへ行くのって実は
初めてなんだが:-)）。曇り気味だったので自転車はまずかろう、と言うこ
とでＪＲで原宿へ。が、着いてみると好天に恵まれた、と言うことで表参
道まで地下鉄を使うのは止めて散歩した。昼間は大勢の人で賑わう街も、
さすがに朝７時半では人もまばらで落ちついた雰囲気が楽しめる。
　がしかし、一歩マニアックラブに足を踏み入れると、いつもの爆音に加
えて、ものすごい人の数。アフターアワーズなんて９割以上は前の晩から
踊り続けている人たち、世の中にはタフな連中が多いことに驚かされる。
そして、そんな彼らの飽くなき踊り心を更にグイグイ引っ張り上げている
ＤＪは新川さん。今日はゲイボーイが多いな、と思ったらそういうことか
（笑、もともと新川さんは新宿２丁目で力をつけてきたＤＪなのだ）、も
ちろん女の子も少なくないですが。:-) しかし本当に驚いたのは人の数じゃ
ない、パーティの雰囲気の良さだ。これってTRADE以上にTRADEっぽくない
か？つまり、イギリスのゲイパーティ、TRADEのＤＪの来日プレイはいくつ
も見てきたが、今は亡きTony De Vit（９９年没）を除いては、Alan
ThompsonもSteve Thomasもグッと来るようなことはなかった。おそらく、
本場のＤＪが来てしまうことの方が人寄せパンダ効果で“分かってない”
連中がフロアの濃度を下げてしまっているせいではないか。むしろこうし
たアフターアワーズでは明け方のパーティと言うことでそういうテンショ
ンの低い人たちをふるいにかけて残った人たちのパーティとなり、濃度が
上がってるんだろうな。マニアックのサウンドシステムも、いつもにも増
してキレがいいような気がしてきた。ゲイボーイが多いってのはいいパー
ティの証拠、だってクラブカルチャーなんてなかった頃からフロアで踊る
と言うことを実践していたのは黒人とゲイだけなんだから。
　それにしても、彼らはここで１日の終りを迎えた、その一方で私はと言
えばここで１日の始まりを過ごした（笑）。これから朝食でも食べようか、
と言うのに下着が汗でベトつく、どっかで着替えようか（大苦笑）。