HMV 10th ANNIVERSARY @ Space Lab Yellow (NishiAzabu)

  DEEP DISHはハウス時代から知ってはいたけど、個人的に注目するように
なったのは、"Renaissance-Ibiza"と言うコンピでの濃いディープトランス
に飛ばされてから。リズムのねちっこさがたまらないのですわ。忘年会続き
で寝不足だったけど、負けてたまるかい（笑）。
　西麻布イエローに着いたのは１時半過ぎ。当然フロアはすでに出来上がっ
ていて、かなりの込みよう、とは言っても、イエローは込んでるときは本当
にムチャクチャ込むから（入れない、と言うのは経験したことないけど、全
然踊れなくてさっさと帰ってしまった経験はあり）、今日は普通かな。
　ディープトランスだからアゲアゲってことはなくて、ネチネチっとした抑
揚のつけ方。これが最近の自分にはたまらんのだ。でもさすがにAztec Mystic
"Revenge of The Jaguar"なんかかけられたらフロアは爆発しますな（笑）。
　しかしこの人たち（ダブファイアとシャラームの２人組）はアラブ系と言
うのが面白いところなんだろうな。白人の音でも黒人の音でもない、だから
両方の人が楽しめるし、日本人にもあうじゃないかな。テクノは白人の音、
ハウスは黒人の音、と言うイメージがあるけれど、ディープディッシュはハ
ウス寄りだけどヨーロッパ向きだしね。何にせよ、このねちっこいディープ
トランスはクラブミュージックの成熟の一つの形だと思う。