Discovery

　と言うことで、松本で松電乗ったり銭湯巡り知たりした後で、小淵沢経由で清里
入り。松本から小淵沢までは鈍行でいいかな、と思っていたが、小海線の本数が少
なく、接続の関係上特急に乗らざるをえないことに（悲）。小淵沢で途中下車して、
コンビニ寄って夕食のパン食ってると言うのも、貧乏旅行っぽくてよい（笑）。清
里駅からタクシーで１０分くらいかな＞Kitz Meadows
　山岳レイヴだ、会場は霧の中、スキー場のゲレンデにでっかいステージを造り、
そこで鳴らしている爆音が聞えてくる。
　着いたときにスピンしていたのはDJ Funkらしい。めちゃめちゃシカゴな音。す
ぐにCaptain Funkに交替、しばらくウォームアップのつもりで踊るが、やっぱり
オイラはビッグビートは苦手。で、会場をウロウロしてみると、露天でスピンして
るＤＪがいたり、そしてもう一つ、テント内のスペースがあって、そちらではＤＪ
１９がスピンしていた。この人なら安心できるだろう、と思ったが、入口でもらっ
たスケジュールをチェックすると、このあとメインフロアでCo-Fusionライブか、
これは戻らねば。
　戻ってすぐ、ライブスタート。キャプテンファンクのバカ騒ぎ的サウンドのあと
に、コフュージョンのイカレたミニマルトラックはちょっと引かれていたようだが、
オイラは逆にバキバキに踊り狂わせてもらった。足元はゲレンデだから坂になって
るし、その上雨でぬかるんでるから（さっきからずっと霧雨だ）暴れてるとバラン
ス崩して転びそうになるのだが、それでもめげずに。
　ライブ後、WADAさんがそのままＤＪブースへ。クラブミュージック自体は回転が
早く、消費されがちな音楽だが、ＤＪは思うにほとんど消費されていない。和田さ
んなんて１０年前からテクノを回してるのに、いまだに第一線のＤＪだ。５年前と
トップＤＪのメンツってそれほど変わっていない。その和田さんのＤＪだが、もち
ろん良かったのだが、途中でＰＡの音が切れたりしてやや白けた雰囲気になってい
た。そしてバトンはKen Ishiiへ。観客も増えている、ケンさんの熱いプレイにフ
ロアからもハンズアップや声援が。が、１０分位したところで突然電源がやられ、
爆音もライトアップも全て落ちてしまった。さっきから歯が痛いオイラは（つーか、
こんなところに来て歯痛に悩まされるとは）フロアを離れて休憩。
　とか言いながら、露天スペースに出るとハッピーハードコアで暴れている出店が。
この客層は中でも一番壊れてる（笑）、みんな笛とかレイヴホーンとか鳴らしまくっ
てる。レイヴホーンを見て思ったのだけど、これってサッカーのサポーター、と言
うかフーリガンと根が同じじゃん、こりゃヨーロッパで人気ある訳だわ、と納得。
ちゃんとした屋根のある休憩所もあったので、そちらでしばらく休憩。ここでＭＬ
の人たちと沢山会う。でかいイベントはいろんな人と会えるのも楽しみ。
　そのあとどんな人たちのＤＪ／ライブ見たかな。テントフロアのＤＪフォースさ
んのドラムンベースでひとしきり暴れて、ローランドのテントでTOKUNAGAさんの
トランシーなプレイに酔いしれて、でメインフロアが復旧したってんで見に行った
ら、Ken Ishiiが続きをプレイしていて、そして御大Hardfloor登場！当然といえ
ば当然だが、最近のダブっぽい曲より、昔のアシッドサウンド、ハードなトラック
物の方が受けが断然に良かった。そして、彼らのプレイ中に空が明るくなっていく
様が気持ち良かったねぇ。曇ってて朝日は見えなかったけど（でも月は見えたんだ
けど）、これが屋外レイヴの醍醐味。そのあとはＴＯＭＯさん、この人も朝向きの
レイヴィーなサウンドだ。
　さて私はと言えば、そろそろ始発も出るんじゃないかと思い、帰り支度。昼間に
松本であれだけ遊んだのだから、無理して最後までいることもないべ、歯も痛いし。
ちょうど１台タクシーが来ていて、それに飛び乗って清里駅へ。当然小海線も特急
あずさも大爆睡。あまりの爆睡ぶりに、コックリしていたときに左目上をぶつけて
内出血（痛）。さて今夜は横浜でダパンプのライブだ（多忙）。