TOKYO ACCOUSTIC NITE Weekly Summer 2000

　加藤いづみさん出演のオムニバスライブ。なかなか変わった形式で面白かった。
赤坂グラフィティというのはいづみさん所属事務所ミュージックハウス・モズ直
営のレストラン系ライブハウス。よって、立見はなくすべてテーブル付き着席。
前にいづみさんのファンの集いでも使いましたけど。
　一人目、里衣奈と言う人。モデル体系のスレンダーな女の子なのに、ものすご
い声量。その迫力に圧倒された。こういうアーティストとの出会いがあるから、
ライブハウスは止められない。ＭＣの下手さがまた初々しい（オヤジな視点:-)）。
　２人め、櫛引彩香。このひと、歌もインパクトがあるわけではないし、ルック
スも飛び抜けているわけではないのだが、ほのぼのすると言うか、じんわりと心
の隙間に入ってきて、非常にいい感じです。
　３人め、エリコ・バーンズと言う人。なんと、ポエトリー・リーディング。こ
ういうところでポエトリーリーディングは初めての経験。なんかアングラっぽい
イメージがポエトリーリーディングにはあるのだが、何気ない日常の風景を切り
取って朗読しているような感じだった。自作の文章なのだから“詩人”なのだろ
うが、印象としては「朗読者」が近いと思った。ちゃんと歌も歌い、ＣＤも出し
てる人なのですが。
　４人め、区麗情。よく分からないので、いい加減な比喩だが、「欧陽非非」
（草冠が着きます）に似てる。
　５人め、と言うかトリ、加藤いづみ。今日のメンバーで一番年上とのことだが、
一番初々しさを感じるのはなぜ？（クリーム色のキャミソールだったから（笑））
まぁ今日はファーストアルバムからの昔の曲も歌ったからなあ。ＭＣは最近「お
姉さんキャラ」（爆）らしいのですが、歌の方はかなり初心に立ち返っているよ
うな印象がありました。小田和正さんのツアーに参加して一杯勉強した、と言う
のはそういうことなんでしょうかね。
　いちおう演奏曲目。
1.君がいた夏の日
2.空飛ぶカウボーイ
3.（曲目不明）
4.言葉にできない
5.君のこと
ENCORE1.好きになって、よかった
ENCORE2.LESSON
　アンコール１曲め（および２曲め）は松坂智幸と言う人のギターで。最近デビュー
したフォークシンガーで、ルックスがかなりイケてることもあり、いづみさんすっ
かりお姉さん風吹かせてるのが微笑ましい。
　と言うわけで、今日も面白いアーティストに出会えてよいライブでした。でも
優勝はもちろんいづみさんですよ。:-)