From be1773@ni.bekkoame.ne.jp  Sat Feb 27 23:09:35 1999
From: Cazou ACID Sanada 
Date: Sat, 27 Feb 1999 22:17:16 +0900
Subject: [music-fans:00221] Beaucoup Fish
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　いよいよ明日成田を発ちます、皆さんがこれを読む頃は私は地中海です。

	Beaucoup Fish		Underworld

　アシッドハウス１０周年、１９９９年、アンダーワールドのニューアル
バム、そして来日（４月）。
　僕は逃げ続けようとしてイビサを目指すことにした。しかし、いざこう
して明日出発、と言う日になると、それもまた現実でしかなく、逃げ出し
たい気分になる。色々ややこしい話があるからとは言え、旅行会社の人の
説明なんて、僕には説教にしか聞こえない。しかし、どんなに逃げても現
実が追いかけて来るのを分かっていても、僕はやっぱり逃げ続けることを
やめてはいけない、とも思った。生をそのまま肯定するのではなく、生と
死の狭間で生が何なのか問いかけないといけない、と思った。
　前作でロックファンにアピールしたアンダーワールドも、再びトランシー
なサウンドで帰って来た。"Rez"でエンドルフィンを出した経験のある人
間なら、このアルバムは歓迎すべき作品だろう。
　イビサは冬なんかに行っても熱狂的なイベントはないかもしれない。し
かし、真っ青な地中海の海と、真っ赤な夕陽を見たら、そんな熱狂を必要
とせずにイッてしまうかもしれない。
　よくまとまらないが、とにかく僕は地球の裏側で、自分の裏側を見つけ
て来るつもりだ。

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Cazou ACID Sanada  acid@po.globe.or.jp