From be1773@ni.bekkoame.ne.jp  Fri Dec 26 01:01:43 1997
From: Cazou ACID Sanada 
Subject: [music-fans:00076] Izumi Katoh at Shibuya Kokaido
Date: Fri, 26 Dec 1997 00:59:42 +0900
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	加藤いづみコンサート97“Sad Beauty”@渋谷公会堂

 1.DRIVE
 2.(題名不明)
 3.木枯らしを抱きしめて
(MC)
 4.ZERO
 5.(題名失念)
(MC)
 6.ウサギが住む街
 7.星になった涙
 8.好きになって、よかった
(衣装替え)
 9.ジェニーの片思い
10.(題名不明)
11.太陽になれない
12.オットーの動物園
13.愛について
14.星合いの空まで
15.あぁ雪は降る
ENCORE
16.シュプールを描いて
17.FOR YOU
18.あの日あの場所で

 ハッキリ言って、私はコンサートのアンケートに「クリスマスはいづみさ
んのライブに限る」と断言した。そこまで言いたくなるような実にハッピー
なコンサート。
 先ず何と言っても席が前から3列目の正面。こりゃもういづみさんにサシ
で歌ってもらっているような距離&位置ですよ、何度も視線が合ったような
気がして照れながら歌を聴いてしまうと言うシチュエーション、これが悪い
わけがない。コスチュームもクゥ〜:-)茶色のワンピース、水色のヒカリもの
シャツ、白のシャツいずれも肩出しのノースリーブがまぶしい(爆)。いづ
みさんてばすごく色白。
 そしてもちろんコンサートの内容。最初ちょっとちぐはぐした印象を受け
たが、いつものちょっとズッコケ入ったMCを入れて4曲目の“ZERO”
から観客も盛り上がり始め、何とも言えないピュアな至福感に浸ってしまう。
緊張もしていないが、だらけてもいない、リラックスしているけど、決して
落ち着いているわけではなく盛り上がっている、これはやっぱり加藤いづみ
だけが持つライブ空間の独特な雰囲気だ。元気系の歌も切な系の歌も違和感
なく繋げていける彼女のボーカリストとしての存在感。上田健一さんとのふわっ
とした奇妙な会話も、下世話な笑いではなく不思議な世界観の一部として存
在する。
 やっぱり「好きになって、よかった」は名曲だわ、いづみファンにとって
のスタンダードナンバーと言ってよい曲。曲が色褪せないし、本人もライフ
ワークとしてこの曲を歌い続けていくのではないか、と思えるほどの大切に
した歌い方。
 そして個人的に大好きな「星合いの空まで」、アップテンポではないので
みんな座ってしまう中、一人だけ立って歌詞を噛みしめるようにして聞き入っ
てしまった。実験的な雰囲気のアルバムの中でも特に浮遊感が強く、ロック
の人にもイケル作品。
 コンサート終了後、アンケートを書いてたらMLのメンバーとはぐれちゃっ
たのがちょっと残念。まぁでもすぐにバレンタインライブで会うでしょう(笑)

acid@po.globe.or.jp or sana@jmt


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