From be1773@ni.bekkoame.ne.jp  Tue Oct 21 01:06:50 1997
From: Cazou ACID Sanada 
Subject: [music-fans:00052] Izumi Katoh and Friends
Date: Tue, 21 Oct 1997 01:11:35 +0900
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	Accoustic Nite Autumn Special 加藤いづみ & Friends
			＠新宿日清パワーステーション(10/20)

　体調悪いので手短に（といっても長くなりそうな予感）。

	野辺剛正

　最初はどこにでもいそうな屋外でパフォーマンスするフォークギター少年の
ちょっとうまいの程度の印象だった。しかし、いづみさんの“ドライブ”なん
かやられたもんだから、思わず鳥肌が立ってしまった。無名のアーティストと
は言え、いづみさんがパワステに連れて来た人である。しゃべりはなんとなく
佐野元春っぽい。口下手なんだが心の奥に熱いものを持っていることを感じさ
せる人。一人目からなかなかの見っけものである。

	佐藤聖子

　あの爆発ヘアはだれ？（笑）エレピアニストを連れてのジャズスタンダード
のカバーを２曲と持ち歌１曲。さとせーはskinny-MLでよく出てくるとは言え、
初めての体験、声質はかなり今井美樹に似てると思う、それゆえのジャズな選
択か？なんか今日はタイトルからしてアットホームな雰囲気をだそうとしてい
るようだが、この人はあんまりしゃべらない方がよかったかも、それだけ歌に
雰囲気があったから、と言う意味でね。

	石川よしひろ

　野辺さんもカッコ良かったが、この人も憎めないカッコ良さを持っている。
いづみさんとはラジオ深夜番組で長いお付き合いがあるようだが、しゃべると
今度は笑いの取り方もまたうまい人である。

	加藤いづみ

　上田さんと加納さんをバックに、他の３人がアコースティックを守っている
のに、突然打ち込みのドラミングで始まる「愛について」。で、これがコクトー・
ツインズ的カッコ良さがあって、しびれた。加納さんと言うのも元ムーンライ
ダーズ、と言うことでかなりアバンギャルドなギターを聴かせてくれた。
　この日のいづみさんはしゃべりが最高！上田さんの影響とは言え、いきなり
夢の話のさえっぷりは大爆笑した。その通り、アレじはゴクミの尻に敷かれ
（以下略）。

	アンコールセッション

　オムニバス形式のライブでアンコール付き、と言うことは、で、４人のセッ
ションへ。「上を向いて歩こう」と言う選曲は何だか宴会っぽいが（苦笑）、
つまり観客も巻き込んでの大カラオケ大会になったのでした。

　全体の感想。こないだのライブ・ガールポップもそうだったけど、聞いたこ
ともないアーティストのライブって色々発見があって面白い。今回もいづみさ
ん以外は初体験、３人３様のステージを堪能させて頂きました。

acid@po.globe.or.jp or sana@jmt