From music-fans-request@mclaren  Sun Dec 22 14:53:23 1996
From: 真田一宏 
 "'kiyo@kingston'" 
Subject: [music-fans:00374] TAKE 11 at Liquid Room
Date: Sun, 22 Dec 1996 14:49:04 +0900
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	TAKE 11	at Liquid Room (12/21)

　おそらく僕にとって今年最後のハウスパーティになると思われるリキッド・
ルームでの一晩はＥＭＭＡさんのＴＡＫＥシリーズ最終回。来年（と言うよ
り、どうやら今年最後の土曜に別のハコでNeverlandのパーティを復活させ
るらしい）はまた模様替えのようだが、このＴＡＫＥのパーティ、今まで
行く機会がなかっただけに、最後だけは見に行こうと思っていた。
　前座ＤＪなしの一晩ぶっ通しのスピン。さすが日本を代表する大バコハウ
スＤＪですね。２３時半頃フロアに入った頃はスカスカだったのに、２時過
ぎにはチャンとフロアは満員になってるし、前売りなしなのにこの集客力は
すごいです。フロアの雰囲気も２時くらいからすごくよくなる。かけてる曲
の善し悪しだけではなく、ウーディエンスの反応がどんどんよくなり、それ
に合わせた選曲をＤＪがしていくと、空気がどんどんよくなってアドレナリ
ンが分泌してくる、って言うか。
　ゲストのLove To Inifinityのライブが始まる直前、ＰＡがぶっ飛んだのは
驚いた、それでも前の方の客はＤＪブース内のスピーカから流れる音で踊り
続けるつー（笑）。で、３分くらい中断したんだけど、それも結局“落とし”
のようなプラスの効果に働いて、リスタートに"Freedom"がかかるとためてい
たものが爆発するような盛り上がりになる、最高っす！あまりにピースフル
な雰囲気にしばらく抱き合ったままのカップルとかもいたし。
　ラブ・トゥ・インフィニティの登場は３時頃。バンドはチャッチイんで、
ビジュアル的にはつまんなかったけど（苦笑）、なんてったって"Keep Love
Together","Pray For Love"と言ったピークタイムにかけられるヒット曲を
持つバンドですから、盛り上がりましたわ。でも４曲で終わり（泣）。
　ライブのあとも少し客は引いたものの、"EMMA HOUSE 2"のＣＤ収録の選曲
が来ると確実にピークが来て、テンション下がりません。
　で、個人的にもこの日はテンションが高く、久々にManiac LoveのAfter
Hoursにハシゴ。新宿から山手線で原宿まで行き、そこから表参道を降りて
南青山へ向かう。最近アフター・アワーズすいてますね、２月に来たときは
芋洗い状態だったのに、この日は余裕で踊れる空き具合。でもPhil Freeさん
の選曲はゴリ押しのミニマルハード系でバキバキ踊る。次のＤＪがいきなり
ヒップホップな選曲でＢＰＭ落としまくったので、どうなるかと思いきや、
この人も割とハード目なテクノＤＪだった（笑）。眠気をコーヒーで覚まし
ながら踊りまくる、と言うのはやはりアフターの醍醐味だねぇ。７時４０分
頃上がりにしたら、Yo-Cさんがレコードバッグ持って入ってきた。とは言っ
てもさすがに９時、１０時まで踊れる体力はもう残っていないや、というこ
とで退散。でも年越しのパーティでは出来れば昼間で踊ってみてーな。

acid@po.globe.or.jp