[CLUB] SESSION 15th Anniversary @ WOMB feat. DJ Vibe

　正直言うと、ContactのTresor 25th Anniversaryもメチャクチャ気になってい
たのだが、やはり個人的に５本の指に入る神的存在のDJ Vibeを外す訳には行かな
かった（まあ、Contactの入り口がいまだによく分かっていないと言う問題もある
のだが爆）。デトロイトテクノも重要だが、日本でイベリカントライバルハウス
の音を浴びることができるパーティは貴重なのだ（と言うことで、DJ jocoolクン
ゴメン！）。
　0時前に到着、まだフロアが空いてる時間は久しぶりだな。でも最近は終了が
4:30と早くなってるから少し早めに着くくらいが良い。
　到着時はTommy Wadaさんのプレイ中。フロアはまだ空いていても、十分に踊れ
るズンドコ節。0:30頃にYoshiさん、久しぶりだなあ。なんつっても、DMRでレコー
ド買ってた頃はYoshiさんのレコメンドばっかり買ってたなあ。バイヤーとして絶
大な信頼を寄せていた人。さすがSESSION 15th Anniversaryだ、いい感じ。ズン
ドコトライバルだとアッパー過ぎず、いつまでも踊っていられる。
　やっぱり僕にとってはクラブフロアはある意味、礼拝の場なんだよな。お茶の
間で聞ける音楽にはない、神が宿った音楽が舞い降りて来るのがクラブの現場。
だから他のパリピのようにドレスアップもしないし、アルコールもあまり摂らな
い（下戸だからでもあるが）。ただブースに向かってストイックにステップを踏
むことが僕にとっての宗教的行為。そして、僕は偶像崇拝はしない、神が宿って
いるのはあくまでも音楽であり、DJはそのメディア（霊媒師）に過ぎない（敬意
はもちろん示すけど）。
　さて2:00にDJ Vibe登場、女性ウタモノのロングドラムロールから入り、一気に
ヒートアップ！降りてますねえ。
　しかし、全体的にはトライバルと言うより、ハードハウスにシフトしたセット
でした。とはいえ、Danny Tenaglia "Dibiza"をかけたりして、トライバルハウス
のアイコン、ダニーオバサンへのリスペクトも見せます（ダニーオバサンが彼を
紹介することがなかったら、DJ Vibeの存在はもちろん、ポルトガルにイベリカン
トライバルなるシーンがあることすら知ることはなかったでしょう）。
　３Ｆはなくなってましたが、４Ｆで女の子DJが回してます。小休止にはちょう
どいい（決して休憩する訳ではない）。
　２Ｆのメインフロアに戻ると、いよいよラストスパート。4:25くらいにいった
ん終了し、さらにアンコールで１曲。久しぶりにガッツリ踊った、そんな満足感
でフロアを後にする。９月の時はもう明るかったが、10月も半ばを過ぎ、4:30は
まだ暗いです。