[MOVIE] DENKI GROOVE THE MOVIE? @ Tジョイ蘇我

　電気グルーヴの映画を観にハーバーシティ蘇我の映画館へ。近所に上映館がな
いので大変。Tジョイ蘇我は以前１回来ているが、やっぱり今回も無料巡回バス
の降りる停留所を間違えて難儀（笑）。おっ、監督舞台挨拶があるのか、ラッ
キー。立て看の富士山、子どもが覗き窓に入って記念写真撮ってる、ほのぼのし
ます（笑）。意外と観客の年齢層高いな、WIREやSTERNEみたいな若者中心だと思っ
ていたが、やはり結成26年目のキャリアなんだなあ（そういう私もFLASH PAPAの
頃から聞いていたが:-)）。
　基本的には年代順に彼らを追ったドキュメンタリー。まだ現役のグループを映
画にするなんてすげーな、と言うのはあるが、それ以前に26年も現役第一線で活
動してることの方がすごいのであって。だから、26年続ける中でやはり難局はあっ
た訳で、そこをどう乗り越えたかが描かれているのが、ドキュメンタリー映画を
観る価値と言えそう。ヒップホップとテクノのミクスチャーだった時代、本格的
にテクノにシフトし、世界に通用するアーティストになった時期、まりん脱退か
らの成熟し、唯一無二の存在となった経緯。
　また、個人的には電気の人と言うよりテクノの人だから、電気と言うグループ
の活動を１つのフィルターとして日本のテクノヒストリーを俯瞰できる、と言う
のが嬉しかった（WIREのシーンも多少出てくる。そしてラブパレードがやはり圧
巻。150万人が踊っている光景はさすがに日本にいては見れない）。
　インタビューもまたかなりの部分を占める。元メンバーのCMJKやまりん（砂原
良徳）も出てくるが、卓球と瀧はさすがにね、どう考えても発散した会話しか取
れないでしょうね（笑）。
　まあとにかくライヴシーンを楽しんだ者勝ちかと。尺におさめる関係上、オー
ルナイトニッポンなどの毒舌シーンは控え目:-)
　終映後に大根監督舞台挨拶。相当膨大な映像を見て編集されたようで。帰りは
一番近い停留所から巡回バスで。映画館そばの湯の郷ほのかにも入りたかったが、
この後の予定を考え、また次の機会に。