[DISKREVIEW] ゆらぎ 13th anniversary, MITSURU MATSUOKA, 西内まりや, Taylor Swift

・ゆらぎ 13th anniversary
2015/02/01(Sun) 6:53
　例によってゆらぎの記念CDはホームリスニング仕様。特に今回は暖かみと言う
か、優しい包容力を感じさせるミックス。フロアで遊ぶ時はエネルギーに溢れて
いる時だが、クラブミュージックが疲れている時の癒しにもなるなんて。オシャ
レではなく、本当に包み込む優しさに満ちた、母性に満ちたようなミックス。も
ちろん後半はアガッて行くのだけど、ゆっくりと心と身体を温めるようなアガリ
具合。

・MITSURU MATSUOKA EARNEST DRIVE / SURPRISE-DRIVE
2015/02/01(Sun) 7:54
　仮面ライダーのOPはいつだってシャープなロックだ。日曜朝を元気に迎えるポッ
プさと１年間毎週聴いても飽きないポテンシャルのあるキャッチーさ。SOPHIAの
松岡充のような、アリーナクラスのアーティストに自身のライブ用ではなく（も
ちろんライブでも歌われるだろうが）、テレビのサウンドトラック仕様の１年間
の放送に耐えるキャパシティの高いサウンドを書き下ろし、そりゃカッコ良いに
決まってる。これを追いかけるだけでも日本のロック史を押さえられる、と言っ
ても過言ではないだろう。
　カップリングの"sing my song for you"は鎧武とのコラボ。前作と今作のコラ
ボなんて新しいね。絋汰と戒斗も超英雄祭で歌っていたし、鎧武は番組終了後も
歌の展開をしています。

・西内まりや／7 Wonders
2015/02/01(Sun) 13:07
　カッコいい女子に癒される。EDM系のトラックに載って、おとぎ話の世界へいざ
なう不思議な物語が３分間に凝縮されている。
　でも前作のデビューシングルのようにロックのカッコ良さを前面に出している
カップリング曲「Don't let me down」もシャープな切れ味が変わらず、最高。
　こういうカッコいい女子系はグループアイドルじゃダメ。カッコいい楽曲は歌
えるかもしれないけど、ソロでないと出せないアーティストの存在感ってものが
ある。

・Taylor Swift / 1989
2015/02/01(Sun) 13:55
　こちらも元気な女の子に癒される。ストレートに元気を出して、なんて言われ
るとかえってプレッシャーをかけられた気分になって辛さが増すだけのマイナス
効果しかないが、女の子には女の子の事情、そしてそんな境遇で頑張っている姿
を見てちょっと元気になれる。つまりテイラー・スウィフトはマドンナともシン
ディローパーともレディガガとも違う、ナチュラルなポジションが嫌みがなくて
聞きやすい。単純に頑張っていると言うことより、何より自分らしさにこだわっ
て自然体の歌に救われる。