[CLUB] 06S @ WOMB

　jocoolクンのever @ Joynとkiichiroサンのcandy @ enjoyhouseとかぶったな
あ、どうしよう、と迷うが、元々この３連休はパワフルに遊びたいなあ、と言う
ことでどちらでもないドラムンのパーティへ（それ以前にどちらもヴェニューの
ロケーションが分からなかったｗ）。昼間は軽いジョギングをしたが、もう昔み
たいに風を切るような爽快感はないなあ、重くなった身体を一生懸命運んでる感
じ。そのあと軽く仮眠して終電で渋谷へ。
　0:40頃だと７割くらいの入りか。JRの終電でいっぱいになる感じ？やっぱりド
ラムンはハウスに比べて男子率高い。外人度は普段のWOMBと変わらんかな、いや
アジア系外人もいてハウスよりジンガイ度高いかも。
　着いた時のDJはKEITA、風貌は優しい感じだが、実際イビザトランスみたいな
きれいなドラムンを聴かせてくれる、最新型ドラムンはこういうのもあるのか、
と言う感じで。もちろんフロアがいっぱいになってバキバキにアガルのも気持ち
良い。MCも入ってきた。
　2:00からdBridge、少し昔の（と言うか自分はドラムンの最新シーンを知らな
いのでメインストリームと思っているが）ドラムンでバウンシーにノル。このハ
ネる感じが良いね。たまにジャングルっぽいのもかかるし。
　それにしても、ドラムンで一晩体力持つかな、と言う感じなので、跳ぶのも軽
めにしているが、果たしてどこまで持つやら。てか、ドラムンってかなりタテノ
リなところがあって、膝や腰へのダメージが小さくないｗ。
　そんな弱気な気分もどこへやら、やっぱりドラムンは地上で最もフィジカルな
音楽だ。こうして踊っていると、暴れていると、これは耳で感じる音楽じゃな
い、身体で感じる音楽だ、と。そもそもクラブで踊るのが楽しいのは、音楽への
コミットの仕方が家で聞いたりライブで（座って）聴いたりするのとは違う体験
の仕方があることを提示してくれたからだ、と言う原点に立ち返ることができ
る。ケンカになるような険悪な雰囲気にはならずにこれほどライオットな時間と
空間が現れるのは驚愕だ。
　3:30にDJ Akiに交替すると更にフロアが熱を帯びて来る。だいたい日本でドラ
ムンのパーティを10年以上続けるなんてAkiさんはとんでもない人だ。まさに
one and onlyなDJと呼ぶにふさわしい。ドラムロールのアゲ方もものすごくスイ
ングしてると言うか、とにかく唯一無二のグルーヴがある。床が揺れるなんて新
宿リキッドルーム以来の体験だ、もしかするとWOMBももう開店から12年経ってい
るので、床もユルくなって来てるのかも（笑）。展開もドラマチック、女の子で
もイケるドラムンと言ったら説明はしょり過ぎだけど、うまい言葉が見つからな
い。
　ラストにはモーニングトランスみたいな超ハッピーなトラック。ドラムンは踊
り狂って死んでナンボだと思っていたが、こんなイビザっぽい至福感が訪れる
パーティだなんて予想もしなかった。まあドラムンの強烈な記憶と言うと、在り
し日のManiac LoveにDesert Stormと言う強烈なサウンドシステムを持ち込んだ
（あれはマジで骨の芯までグルーヴが響いて気持ち悪くなるくらいｗ）DJ Force
のHolidazeがいまだに強い印象が残っているが、こういうハッピーなドラムンも
新鮮で良かった。ピッタリ５時に終わり、アンコールを含めても５時半前にはフ
ロアが明るくなるパーティではあったが、しっかりもぬけの殻になるまで踊り倒
したのでno problem（笑）。