From music-fans-request@mclaren  Sat Sep 28 16:52:56 1996
From: 真田一宏 
Subject: [music-fans:00353] Ashley Beedle
Date: Sat, 28 Sep 1996 16:22:07 +0900
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	Club Venus featuring Ashley Beedle (from London)

　前回のLevel 9のパーティが「台風にも負けず」なら、こちらは「風邪にも
負けず」がコンセプト（笑）。昼間仕事してる間、鼻炎状態でしんどかったー。

＜頭注＞
Ashley Beedle: ＵＫハウスの中心的人物。X-press 2, Black Science
Orchestraなどのプロジェクトがクラブシーンだけでなくナショナルチャート
でもヒットを記録。
＜／頭注＞

　２４時開演なので、リキッド・ルーム到着は１１時４０分でも外で少し並んだ。
快晴だったのでよかった。入り口でなぜかＩＤチェック（身分証明所提示）。
今日はそんなに込んでいるのか？最初のＤＪは木村コウさん。５日前に聴
いたばかりだけど（苦笑）、やっぱりいいですぅ。今日のプレイは結構ハード
目だったかなぁ。１時半頃、お待たせしました、のアシュレー・ビードル
登場、あまりX-press 2やBlack Science Orchestraなどの作品のイメー
ジにとらわれない、幅広い選曲ぶり。ジャズ系の音が気持ちよかった。
で、そのＢＳＯの"Save Us"には長いポエトリー・リーディングが冒頭
にインサートされていて、なかなかうまい落とし所だな、と。
　アシュレーさんは４時半くらいまで回し、そのあとNaoki Kihiraさん。
Q'Heyさんの話によれば、キヒラさん緊張していたようで、出だしで
いきなりリア・スピーカーの音を切ってしまってました（泣）。最初
どうやってこの人がジャズ・ハウスから自分の音に持っていくのか、
と思いましたが、そこはやはりうまいもので、いつのまにやらハード
テクノ路線が爆発、こうなれば久々に聴く彼のプレイ、素晴らしかった
です。
　最後にShinkawaさん、これまたテクノから彼の本領ハッピー・ハード
コアへうまくつなげていく。「踊れる」と言う意味では、Shinkawaさん
みたいな音が一番好きかなぁ。明け方でかなり疲れてるというのに、一
番飛ばしたのがこの時間だったかも。
　なんか今日のクラブ・ヴィーナス、客層が妙に濃かった（笑）。入場
時に並んでいたときはテクノな人大勢で、今日はハウスな日のはずなん
だけどなぁ、と思っていたが、後半になってくると、いかにもShinkawa
さん目当てのディライトから流れてきたような客層、あるいは本能丸出
しのエロっぽい白人カップルとかがいて、リキッド・ルームとしては久
々にアヤシイ雰囲気が漂ってました。techno-headsの人はさすがにほと
んどいませんでした。

acid@po.globe.or.jp