From sana  Fri Jan  5 09:00:48 1996
Date: Fri, 5 Jan 1996 09:00:44 --900
From: sana (Cazou "ACID" Sanada)
Subject: [movie-fans:00150] Katsuhiro Otomo

では"MEMORIES"の感想行きます。

	MEMORIES	総監督：大友克洋

  ダメダー、オレにはこの手のＳＦは怖過ぎる。観てて風邪による頭痛がガン
ガン来てた（情けねー）。まあ、それは逆に言えば驚異的なリアリティの証明
でもあるのだけれど。

  "Episode 1: 彼女の思いで"は"２００１年宇宙の旅"の続編のよう。幻想
的だが、先が全く読めなかったため、エラく怖く思えた。つまり、怖い夢を見
てうなされるのと同じ感覚を映像体験で味あわされた感じ。

  "Episode 2: 最臭兵器"は、主人公のキャラクターがコミカルだったので多
少笑える内容にはなっているが、サリン事件のあった今年、笑うというより顔
引きつらせてしまう（笑）。自分も猛毒かがされたような気分。

  "Episode 3: 大砲の街"が、怖くはないが一番ヘヴィだった。濃い紅色をし
た大砲がスクリーン一杯に映っただけで気が滅入ってしまった、とゆーか。救
われたのは最後の石野卓球のサントラだけだったかも。ラブコメディでも観て
明るい気分になりたいが、今年もあと７時間しか残っていない（笑）。←去年
最後に観た映画
（やっぱり卜は完成度の高い映画よりもＢ級映画の方が向いてるのかなぁ）

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