[EXHIBITION] 赤毛のアン展＠日本橋三越

　と言うことで三越へ赤毛のアン展を観に行く。さすがに最近は三越で買い物、
と言うのはないな、前回来た時も朝ドラ絡みの展覧会だったと記憶＞梅ちゃん先
生ジオラマ展。朝ドラと言うくらいだから込むのは夕方だと読んでいて、夕方の
方が空いているだろう。と言うことでコインロッカーの空きもすぐに見つかった
し、すぐに入場できた、もちろん土日なら仕方ないレベルには混んでいたけど。
　前半が原作者、Lucy M. Montgomeryの生い立ち紹介、後半が翻訳者・村岡花子
の生涯の紹介。後半は結構ドラマ後半のネタバレになっちゃうのかな（汗）、ま
あ「赤毛のアン」ファンは知ってるのだろうけど。
　女性の社会進出的側面と、言葉を生業とする二人の女性、と言う点が印象に残
る。今の時代、文学なんてほとんど流行らない、自分もそうだが、ドラマ化でも
されない限り原作なんて読まなくなった。村上春樹なんて下手すりゃ国内より海
外の方が読者が多いのでは？と思うくらい（もちろん国内にもファンはたくさん
いるが）。家庭文学と言う言い方はあまり聞いたことはなかったが、子ども時代
の中心に残るような文学作品は時代を問わずあってしかるべきだと思う。僕個人
はもっと違う文学に影響されたが、少なくとも物語の中の人生を自分に投影する
ような“生き方”を選んだ人たちが集う場所は居心地が良い。今時はなんだか人
生の航路をスキルや処世術で渡るもの、みたいな寂しい人生観に負けちゃってる
時代だし。
＃それにしても、「ゴクとマゴク」の謎がこんなところにあったとは！＞特命戦
＃隊ゴーバスターズネタｗ