NHK-FM ラジオドラマ 青春アドベンチャー「９３番目のキミ」（全１０回：1/6〜1/10、1/13〜1/17）

NHK-FM 青春アドベンチャー「93番目の君」第１回

　有美ちゃん出演ラジオドラマ（全10回）。ロボットオタクの話。主人公の声
はゴセイレッドに似てるなあ。すごいなあ、ロボットがスマホアプリと連携と
は最新だ。オタクの割にはナンパもするのかｗ
　今日は有美ちゃん出演なし(-.-;)

NHK-FM 青春アドベンチャー「93番目の君」第２回

　有美ちゃん出演ラジオドラマ第２回。おっ、有美ちゃんは合コンでロボット
に興味を持つ女の子で登場！佐武トナはロボットなら人見知りしない、なーる
（笑）。なんかロボットと三角関係？（爆）つーか成田しつこいぞｗ　なるほ
ど、ロボットが映像を録画してるのね。
　それにしても、あらためて、有美ちゃんは声だけで美人と分かるなあ(^_^)v

NHK-FM 青春アドベンチャー「93番目の君」第３回

　有美ちゃん出演ラジオドラマ第３回。なんだよ、トナさんにフラれたと思っ
たらスマロボとギャンブルざんまいかよ！テキトーな男だな（笑）。チェスや
麻雀だとコンピューターは強くて競馬は弱いのか。
　ロボットの喧嘩なんてのもあるのか。
　と言う訳で今日は有美ちゃんいない、シクシク。

NHK-FM 青春アドベンチャー「93番目の君」第５回

　１回飛ばすとだいぶ話が進んでるな、なんで成太とシロは病院にいるのか？
なるほど、ボランティア活動ですか。なんだ、成太はトナの弟トモキに好かれ
たのか？
　それにしても、トナの声を聴いてるだけで有美ちゃんの表情がいきいきと伝
わってくるなあ。
　シロを連れた成太は次に老人ホームのボランティアへ。姉ちゃんの誕生日、
オイラも押しかけたい！（爆）うわー、トナさん優しすぎる！＞ボランティア
活動の動機
　さてトナさんの誕生日、何か起こるらしいが果たして何が起きた？（来週へ
続く）

NHK-FM ラジオドラマ 青春アドベンチャー「93番目のキミ」第６回

　今日の有美ちゃん出演は電話口かあ、ってラジオドラマなら声だけだからあ
まり変わらんかｗ　なんだ、病院で爆発？
　でもこのドラマ良いね、他のことが手につかないほど聴き手の負荷をかけず、
それでいてストーリーがスッと頭に入って展開にワクワクできるお話。これぞ
ラジオドラマの理想型では？

NHK-FM ラジオドラマ 青春アドベンチャー「93番目のキミ」第７回

　平和なドラマについに大事件、トモキが大怪我。別の病院に入院、トナの泣
き声が真に迫っていて心揺さぶられます。
　トナさんの電話、オイラも慰めの言葉が見つからない。すごいな、シロの感
情は人間並み！
　トモキ退院を告げるトナの電話で第７回終了。

NHK-FM ラジオドラマ 青春アドベンチャー「93番目のキミ」最終回

　と言う訳で駅から猛ダッシュして帰宅、ラジオのスイッチを入れる。なるほ
ど、シロはトモキの足となるべく解体されてしまうのか。なんかSFで泣けるド
ラマって、「アルジャーノンに花束を」以来かもしれない。トナさんの存在も
ドラマとは思えない近しさを感じられて、耳で聞くドラマも悪くないな、と思
いました。

「93番目のキミ」を振り返る

　こうしてわざわざ振り返りたくなるくらい、あのラジオドラマは素晴らしかっ
た。あまちゃんみたいに生活のリズムに溶け込む笑いを提供してくれたドラマ
も良かったが、このラジオドラマはそれとは全く違う魅力を持っていた。
　端的に言えば、このドラマは自己犠牲の尊さの物語。自分とは関係のない人
間の悪意で奪われたトモキの脚になろうと、シロは自ら解体を希望し、トモキ
の義足になる。ある意味、まるでキリストの再生のような神聖さを感じた。
　キリスト教は基本的にはその倫理を“原罪を償う”ことに拠り所を置いてい
る。日本だと“先祖、両親を敬う”ことが基本になっていて、人が救われる道
が根本的に異なる。
　僕個人は、常に人類の愚かさ、自分の愚かさに苛まれながら生きているよう
なところがあり、そういう意味で仏教よりキリスト教の方が性に合っていると
思っている（ただ、一神教それ自体が人類に大きな災いをもたらしているのも
事実で、やはり多神教を捨てる訳には行かない）。
　ロボットに人が救われる、なんと言う切ない物語だろうか。ただ、人間の罪
をロボットが償うことに感動してしまうことに、逆に我ながらなんと情けない
存在なのだろう、と言う哀しさも一方で強くある。いずれにせよ、テレビでは
こうした素朴な物語は当分観られないのかもしれない。