[ART] プーシキン美術館展@横浜美術館


<2013/07/20(Sat)>
横浜市街フォトアルバム

 プーシキン美術館展を観に横浜へ。夕方の山本太郎の渋谷駅前選挙演説も聞き
たかった(選挙区が違う、といっても、良い演説は選挙と関係なく聴く価値があ
る。つまり、キング牧師の演説に匹敵する名演説だと言う噂がある)が、横浜方
面にはもう1つ大事な用件があるので(千葉県民とっては上野以外の美術館はや
はり遠く感じるし、行く気になったのはその用件のため)。今日は電車の接続が
悪い。市川と東京の乗換で目の前で電車行っちゃったからなあ、昼御飯を食べて
から向かったが、到着は3時過ぎた。美術館の前ではアウディのクラシックカー
の展示があり、人だかりができている。
 前半の古典派の作品はあまり名の知れた画家の作品はないものの、それなりの
歴史、時間がつまった厚みのある作品が並ぶ。
 それが印象派時代に入ると一気に有名画家の作品が並ぶ。と言うか、プーシキ
ン美術館はほぼフランス絵画に特化した美術館である、ロシア貴族のフランス好
きが凝縮されたコレクション。
 ここ横浜美術館は初めてではないものの(以前横浜トリエンナーレで訪れてい
る)、常設展は観たことがないので見学。これがなかなか充実している。特筆す
べきはシュールレアリスムとポップアート。シュールレアリスムではカンディン
スキー、マックスエルンスト、ホアンミロ、タンギーなど、これらだけで十分企
画展ができそう。更にポップアート。ウォーホルのキャンベルスープコレクショ
ンは圧巻。まあもっともウォーホルだけが目玉で、リキテンシュタインは2点だ
けだし、バスキアやヘリングなどは全くない、やや中途半端な印象。あと、日本
画もあったりして、コレクションのバランスは悪くないのではないか。
 帰りは市営地下鉄に乗ろうと思ったが、道に迷っているうちに横浜駅にたどり
着いた。まあ市内観光して電車賃も浮いたので良いか。崎陽軒本店かあ、今後こ
こで食べてみたいなあ。