アウトサイダーアートの名付け親としても知られるシュールレアリスト、 Marcel Duchampと瀧口修造の展覧会に千葉市美術館へ。千葉市中央区役所のビル ７・８階、新しいビルのようでいて旧川崎銀行千葉支店の建築を模倣し、何気に 趣深い建物。 平日なのに思ったより混んでいた、思ったより展示作品が多く、そして思った より内容はあっさりしていた。デュシャンがシュールレアリストと言うことでオ ブジェ作品中心だが、しかもオブジェの設計図とおぼしきデッサンが中心でガッ ツリとインパクトのある作品は残念ながらあまりなかった。 しかし、デュシャンはまたダダイズムなど幅広くシュールレアリスムに造詣が あり、マンレイやポップアートの巨匠・ジャスパー・ジョーンズ、フルクサス時 代のオノヨーコの作品などもあり、幅広くシュールレアリスムの作品を楽しめ た。1/29終了なので、その後地方の美術館にも巡回するのでしょう。他に現在首 都圏でジャクソンポロックや草間彌生の展覧会もあるようで、観に行きたい。