[ART] 団鬼六追悼絵画展＠銀座・ヴァニラ画廊

　本日最後のスケジュール（笑）、銀座のヴァニラ画廊へ団鬼六先生のSM挿絵を
描いてきた絵師さんたちの作品展を観に。ヴァニラ画廊のある第二蒲田ビル（松
坂屋の裏です）と言うのもまたアンティークと言うかクラシックと言うか味わい
のあるビル。画廊だけでなく歯医者や一般企業もテナントに入っているなあ、オ
イラもこんなところで働きたいなあ（贅沢言うなｗ）。
　ヴァニラ画廊は個人経営（？だと思う）の小さなギャラリー。展示は１部屋だ
けである。普段のマニアックな作家方と比べたら団先生は大御所、通勤帰りのサ
ラリーマンやＯＬが５人くらいいて賑わっている。
　やはり以前も観に来た大妻容子師の作品が一番SM画として良い感じだが、他の
作家さんたちの作品もエロスと痛みが渾然一体となった画風が良い。SM画の世界
も、昔の赤線時代に比べて風俗芸術としてジリ貧の世界だろう。ポルノ映画館や
ストリップ劇場と同じノスタルジアのエロスである。
　帰りは京橋まで歩いてど・みそで夕食。さすがに真夏なのでつけ麺（880円）
にしたが、味噌に微妙な酸味が加わって美味しかったものの、やはり味噌はラー
メンで食べた方が良いかな、と思いつつ完食。イヤそんなことより、平日夜に来
るもんじゃないですね、さすが夜の銀座、他の客はカップル率高し（爆）。
　展示は8/6まで。日曜日は休みなのでご注意。