[MOVIE] さや侍@市川コルトンプラザ


<2011/06/24(Fri)>
 松本人志が特に好きと言う訳ではないが(強いて言えば杉本有美ちゃんのマ
ネージャさんがそっくりで親近感は感じているw)、範田紗々ちゃんやマイミク
さんが絶賛してるので気になってしょうがない、と言うことで、近所(自転車で
ゆっくり20分)の映画館で「さや侍」を観る。レイトショーなら1200円で見られ
るし。
 CMでも一部は観ていたが、主人公がどう見ても無名の役者さん(実際クレジッ
トを見ても聞いたことのない役者さんだった)。本編を観ても前半はなんだか
安っぽい時代劇ミーツR-1グランプリって感じで、ギャグにマジ笑いではなく、
あらかじめ失笑を想定しているようなところが、普段あまり喜劇に触れてない人
間には難解だった。
 で、結局最後まで難解だった訳である。しかし、失笑で力が抜けているところ
に父と娘の愛情がさりげなく描かれるあたり、関西喜劇の「おもろうてやがて悲
しき」のちょっと照れくさそうな終わり方にニヤリとさせる心地よさが残る作品
だった。カッコ悪いけど、大切な人にだけは分かってもらえるカッコ良さ、と言
う美学。それにしても、こんなところに「おひさま」のタケオ君(柄本時生)出
てたのね(^O^)