[ART] 二十世紀のポスター[タイポグラフィ]展@目黒・庭園美術館


<2011/03/02(Wed)>
 六本木を離れて目黒の庭園美術館へ(恵比寿・山種美術館のボストン美術館所
蔵浮世絵展も見たかったが、時間切れ)。と言っても、交通アクセスの関係上、
麻布十番まで歩く。ついテレビ朝日に寄ってゴーカイジャーグッズを買ってしま
う(爆)。あっ、麻布十番温泉跡地は建物がすっかり壊されて駐車場になってる
(ToT) しかも更に「建築計画のお知らせ」看板が立っている。いつも混んでいて
なかなか食べられなかった十番の焼きを買い食い、美味しかった。麻布十番駅か
ら南北線で目黒へ。昔は庭園美術館好きでよく来てたのに、最近来たのは3年前
の目黒のさんま祭り(真夏の屋外に3時間並ぶが、それだけの価値がある旨いさ
んまの塩焼き!)以来だな。
 アールデコの洋風建築の館内へ。タイポグラフィを基調とした20世紀のポス
ターは、その初期においてはドイツが中心で、やがてアメリカ商業主義とリンク
し、更に日本でモダンなデザインとして進化を遂げる、と言った時系列のストー
リーに沿って展示されている。
 しかし、一体何年ぶりか分からないほど久しぶりの庭園美術館、何よりも高貴
で、良く遊びに来た学生時代の頃と変わらぬアールデコテイストにホッとする。
要するに、時間が止まっている感覚、それがこの美術館にはキュッと詰まってい
るのだ。
 庭園も広い。洋風庭園、和風庭園両方がある。にぎやかな都会のど真ん中に、
ここにも時間の止まった空間がある。隣の自然教育園も癒しの空間として捨てが
たいが、今日は時間切れ。