[ART] ゴッホ展@国立新美術館


<2010/11/19(Fri)>
 と言う訳で、Vincent Van Gogh展をリベンジ。病院から戻り、地下鉄で乃木坂
へ。平日なので若い人は少なく、お年寄り中心だなー、くらいに思っていたら、
コインロッカーが全部埋まってる(>_<) 平日なのに土日並に混んでる!ゴッホす
ごいわ。
 館内でも行列を作りながら観賞。と言うか、ものすごいボリュームの展示量。
近隣作家(ゴッホって孤高の作家だと思っていたが、かなり広く影響を受けてい
た)の作品展示もあるとは言え、たっぷり1時間半かかった。
 先ず驚いたのは、ゴッホがミレーの影響で農民をたくさん残していたこと。ど
うしても派手な原色遣いの画家、と言うイメージがあったが、確かに初期の作品
は素朴な農民を描いた作品が多い。ミレー以外にも、クールベやピサロやモネと
言った印象派の大御所が並び、見応えがある展示。
 目玉の自画像には特に人が集まる。生涯を描いたショートフィルムも常に立ち
見。若い人でも女性が多い。やはり美術は年齢性別問わずに集客するから平日で
も入るのだろう。
 いつも日曜午前中に来ていたが、今日は平日の午後。美術館を出ると紅葉に夕
陽が差す美しい風景。その隣に六本木ヒルズが見えたりするのも国立新美術館な
らではの風景。その後いつもの野良猫エリアに行ったが、住宅街のようでいて何
気にオフィスが多く、人の動きがあって猫たちは皆車の下などに隠れていて、遊
んでもらえる雰囲気ではなかった。ちょっと撮影してすぐに去る。