[PLAY] 劇団どくんご公演「ただちに犬bitter」@浦和美園駅前


<2010.06.26(Sat)>
 今年も劇団どくんごが全国公演、今週末が浦和美園と言うことで見に行く。ま
あ目的の半分は外山恒一氏とのコンタクトであるが(^_^) 登山ラントレーニング
の後で体力が持つかな、と思ったが、帰りの小田急線で十分睡眠を取ったので大
丈夫。前回の浦和美園公演では遅刻して冒頭の音楽演奏を見逃してしまったが、
今回は明るい時間(6:30頃)に到着、観客席に人が増えるのを見守りながら開演
を待つ。
 昨年と役者さんが3人入れ替わっているらしい。女性の新メンバーは第一印象
はハリセンボン(^O^)男性の1人は新メンバーだが、もう1人はゲストアクター
だそう、なかなかのイケメンですが、役に入ると(笑)。新メンバーは恐れなが
ら、メイクが濃すぎて第一印象がコワイ(汗)。
 最初の演奏、去年とは別の曲ですね。なんかおおらかな感じで癒されます。
 さて本編、去年とは少し違う展開、言わば続編?(後で外山さんに伺ったとこ
ろ、そもそも4年前からこのテーマで、昨年がほぼ完成、今年は再度壊している
のだそう)。
 ヒストリーはともかく、シュールで脈絡のないストーリーが、去年の内容を
知っていることで、変えた部分がうまい具合に笑いのツボにハマッて大いに笑え
ました。内容よりもノリで笑いを誘う、と言う意味では昔の吉本に近いのかも知
れないが、こちらの方がはるかにシュールで、生だからこその笑いだと思った。
 テント劇ならではのドキドキ感も楽しい。強風でテントが飛ばされるんじゃな
いかとドキドキ、暴走族がこちらに気づいていちゃもんつけて来たらどうしよ
う、と言うドキドキ(笑)。とにかく、脈絡のないコント劇が繋げられる中、不
思議な統一感を感じさせるお芝居。ところどころに挿入される激しいダンスが見
事です。ハリセンボン(ぉぃw)の存在感も良かった。最後の演奏も旅芸人の哀
愁があって、貴重な日本の数少ないテント劇団の存在感があります。
 外山さんとの交流は芝居後のテントでの打ち上げで。先日の「デルクイ」創刊
イベント@阿佐ヶ谷ロフトAの話もあったが、世間話も面白かった(ザ・コーブ
に抗議してたのはどんな団体、とか)。で、映画自体はつまらないたろう、と言
うことで意見が一致とか(笑)。役者さんたちともお話しできて(素顔が劇中と
全く違うが、皆魅力的な方です)、楽しかったです。帰りは東川口で武蔵野線に
乗ってしまえば楽勝w