[MUSICAL] 南明奈ミュージカル

ケンコー全裸系水泳部ウミショー＠全労済ホール・スペースゼロ

　いよいよ真夏，昼間冷房なしの部屋にいたらアッチーナ（オヤジギャグ）。そ
んな訳で，新宿・全労済ホール・スペースゼロの到着も開演ギリギリ（っーか、
新宿の反対側（百人町ネイキッドロフト）で外山恒一イベントの前売りを勝手か
ら南の渋谷区まで炎天下を２０分歩く，と言うかダッシュ）。更に会場の地図を
忘れたことに気づく、瀧汗。
　会場はメインストリート（甲州街道）から１本裏に入り，ちょっと落ち着いた
いい感じのオフィス街。到着していきなりマイミクのペ☆ヤングさん（ゆずポン
推し、オイラはアッキーナ推し）に遭遇，しかも隣の席？スゴイ偶然。グッズは
生写真（アッキーナと仲村みうちん各６００円）とプログラム1,500円、あと幕
間休憩に団扇５００円も購入。会場のキャパは５００〜６００人くらい？つー
か，観客はヲタばっかりなのか？（何しろグラドル７人が主役だからねえ）と思
いきや，普通に女の子のグループや中高年カップルやファミリーのお客も，一般
的なファミリーミュージカルの延長で観覧している人もいるみたい。
　アッキーナはもちろん主役の蜷川あむろ。冒頭直後には出て来ないが，登場し
ていきなりプールに飛び込んでます。初舞台，初主役にして更に水の中での演技
とは！ブログじゃ楽しそうに稽古の様子を伝えてますが，こりゃ大変な役です
ね，アッキーナお疲れさまです。
　あと、ソロで歌うシーンが前半に２カ所，後半にもデュエットですが，１カ所
歌うシーン。歌がうまいとはお世辞にも言えないけど，アッキーナのキャラでは
許されると言うか、ファミリーミュージカルでそんなツッコミを入れるのは野暮
と言うか:-) でも逆にサルとの会話なんかは本当に自然で（それって褒め言葉な
の？），これはアッキーナじゃないと出来ない役だな，と。歌用にヘッドマイク
付けてますが，基本的に生声での演技というのも嬉しい。それにしても、みうち
んの登場時間が冒頭と最後だけと短いのはさみしいなあ。あと、脇役男子が最高
に面白いです。イカマサ役の末吉司弥さんもキャラ立ってますが（てか、あの生
での竹の子ヘアだけでインパクト十分！）、原作には出て来ないキャラ、小林健
一さんの陸男がスゲー笑えます。基本、恋愛抜きの青春ストーリーなので，男子
役者陣が面白くないとドラマが盛り上がらないでしょうから。
　ストーリー全体ですが，かなり原作と違います（まぁ原作はエッチシーンが多
いから使えんでしょう:-)）。でもあむろが頭にペケ貼ってるのとか，イカマサ
の竹の子ヘアは原作知らないと意味不明（あと乳乳コンビもｗ）。役者一人一人
の天然キャラ、と言うより，ストーリー全体が超天然。と言うか，ファミリー
ミュージカルとして徹底的に分かりやすい物語，頭を空っぽにして楽しめます。
自分もなんだか遭難して南の島に行っちゃった気分。男子役者陣の強烈な笑いが
更に非日常の世界に。何と言うか、ミュージカルの舞台という独特の雰囲気が，
こうした単純なストーリーに観客をうまく馴染ませてくれる，と言う感じ。でも
やっぱり、アッキーナの素朴な元気キャラクターが、この呑気な（漂流して無人
島に着いてもみんなマイペース！）ストーリーを楽しませてくれるんだ，と思っ
てます。なんか小学生の夏休みに戻ったような気分になり，楽しく笑い，感動し
ました。
　終演後の握手会，みうちんに「ヴェッカーシグナ観てます」って言ったらポー
ズをキメてくれました，これにはちょっと萌え〜(^o^)。アッキーナには１１日
のイベント行きます，と伝える。と言うことで，素朴でいい舞台でした，オイラ
もヲタ活動ばっかりしてないで，もっと普通に海水浴みたいな夏の過ごし方した
くなりました（笑、無理だ）。もちろん帰り際には中越沖地震に募金してきまし
た（さすが全労済）。