写真集レビュー


<2006.08.24(Thu)>
・鈴木えみ写真集「Love▽love」
 「ギャルサー」で、リーダーでありながら天然という不思議にふわふわしたキ
ャラクターが印象的だったえみさん。ギャルっぽい押しの強いメイクにも関わら
ず、そのほんわかした存在感は、今という時代でしかあり得ない新しい日本女性
の美人像だと思う。そんな彼女の14歳からのヒストリー。少女から女性へ、的
なステレオタイプな成長日記ではなく、あらかじめ「姫」としての存在、「姫」
としての人生が約束された女の子の正しく美しい写真集。多分これから「PINKY」
は毎月買うことになると思われ(笑)。

・w-inds.「vacanza」
 どうしてここまで自然体なのだろう。若い男子という存在はいつだってギラギ
ラしてて、どこかキモイ。でもw-inds.にはそんなものはみじんもない。だから
こそラジオでおちゃらけてる姿がとても好感を持ってしまうのだけれど。僕のよ
うな「男子」というより「野郎」と呼ばれるべき存在には手の届かない圧倒的な
存在感。グアムの太陽の光と同じくらいまぶしい。31日は武道館行くよ。

・範田紗々/スコールの後で…
 最近ファンになったので、過去作品を掘ってみました。いやいや、アイドル時
代でもかなりセクシーな写真集になってますね。でもウィンクとかされると、王
道のアイドルじゃないですか。AV転向で時代の最先端を行ってる子、と言う印
象が強いけど、ハッキリ言って時代に関係なく永遠普遍のアイドル像が紗々ちゃ
んにはありますね。