「クール・ディメンション」舞台挨拶＠テアトル池袋

　と言う訳で、福島和可菜さんが舞台挨拶に登場するというのでテアトル池袋へ。
レイトショーなので多少の残業は問題ないが、直前まで「このテストが終わらな
かったらどうしよう」みたいな感じでハラハラドキドキ（笑）。結果的には上映
開始３０分前には映画館に着いてましたが(^o^)。チケットを買う時、グッズも
探したが、サイン入りポスター（和可菜さんのサインはありません、主役の三津
谷葉子、大谷充保、重泉充香の３人のサインのみ）５００円があるのみで、プロ
グラムがないのはちょっとさみしい。平日のレイトショーで４０人くらいお客が
いたのはすごいっす。
　さて舞台挨拶、和可菜さんの他には亜沙美さん、山崎映美さん、石井良和監督、
井内徳治プロデューサーという面々。いよいよ和可菜さんステージに登場、ホッ
トパンツ姿だとすげー足長い！前回お会いした時は激震祭、と言うことで思い
切りミリタリールックスでしたが、どうしてもミリタリールックスだと和可菜さ
んのスタイルの良さが隠れてしまう、いやー彼女メチャメチャスタイルもいいで
す！インタビューの内容はやはり女優さん３人の出自から、亜沙美さんは元プロ
レスラー、山崎さんは現役レースクイーンなんだそうな。さすが和可菜さん、石
井監督のオーディション面接で匍匐前進と兵隊喇叭を披露したそうな、オーディ
ション会場は普通のオフィスビルだったので喇叭がメチャメチャうるさかったら
しい、笑えるおおらかなオーディションだなあ(^o^)。井内プロデューサーはや
たらと亜沙美さんがどこにいるか分からない、と強調してましたが、実際３人の
中で一番画面に映ってたんですけど（苦笑）。和可菜さんちょっとだけ気づいて
微笑んでくれましたV(^o^)V
　１５分ほどのトークショーを終え、上映開始。作品全体の感想としては、先ず
タイトルの通りクール！映像もこの上なく未来志向な感覚で、そしてなにより、
物語を貫く“非情さ”がとてつもなくクール。主人公の３人はキャットスーツに
実を包んでいるという意味ではセクシーではあるけれど、役柄としては女暗殺者
たちであり、近付き難い雰囲気がある。
　和可菜さんは映画初出演、脇役ではありますが、チーマーの中の１人として登
場。がしかし、一瞬の登場にも関わらず、その“オッカナイ”存在感はすごい！
カメラが背中に回ってる乱闘シーンより、こっちに向かって歩いてくるシーンの
方が怖かったくらい！このシーンを観てとっさに連想したのが、ミュージックビ
デオの金字塔、マイケル・ジャクソンの「ビート・イット」。まさにあの映像と
比較しても遜色ないほどの存在感。僕が観た限りでは、和可菜さんの女優第１作
は大成功だと思います。
　映画の後半では更に“非情さ”が際立ち、仲間割れという事態まで。クールさ
があるおかげで“残酷さ”には行ってないのが救いですが、でもやっぱり救いの
ないエンディング。ストーリーで観るときついものがありますが、やはりこの作
品、近未来的でクールなオシャレ映像として楽しむのがよいような気がします。