アマデウス＠ル・テアトル銀座

　馬渕絵里何さんがご出演のお芝居と言うことで観劇。お昼からの
お芝居、と言うことで、劇場内でお昼を食べるつもりでお出かけ、
朝飯は食べず。しかしここみたいな洋風シアターだとサンドイッチ
くらいしかなかった（涙）。主演は松本幸四郎、そして市川染五郎。
客層は中高年演劇ファン、若い人も女性が大半で若い男はメチャ少
数派。でもまぁ男ばっかりの演劇ってあんまり見たことないな、ハ
ロプロミュージカルは見たことないしな（笑）。
　中世やら近世やらのヨーロッパ演劇、と言うのは、舞台や衣装の
質感があってそこがまずいいですね。要するに、現実感のないドラ
マ、現実をしばし忘れましょう、ってことで（エンターテイメント
はみんなそうか？）。
　幸四郎に染五郎、血筋から言って超正統派のお芝居ではあるが、
絵里何さん、見事に劇団☆新感線のノリで出てきてました、ビックリ
（染五郎さんもドタバタな立ち回りなんですが）。そんな訳で、若
い女の子の中には新感線系の子もいた様子。何にせよ、こういう
正統派の舞台で準主役でご登場されるようになるまで成長した絵里
何ちゃんを観てお父さんはウレシイ（爆）。
　幕間にステージを看てみたが、なんとかなりの傾斜がありました。
客席に段差が少ないので、後ろの客席からも見やすいようにかなり
手前は下がる構造になっています。演技する人はやりにくいだろう
なー。
　そんなわけで、笑いを取りながらも最終的には質感のあるお芝居、
絵里何ちゃんの演技も実に迫力がありました。観劇後は東銀座で博
多ラーメン、そして東京駅で温泉入浴。:-)