S/TRIP @ WOMB LOUNGE


<2009.08.29(Sat)>
 牧瀬姐さんがWOMBのイベントに出演すると聞き、これは行かねば、と渋谷へ。
ストリップと言う古典的エンターテイメントとクラブカルチャーと言う新しい文
化の融合は見ておかないと。
 いつものWOMBのラウンジにステージが作られている。音楽はゆるめのエレクト
ロっぽい。客層が若いのは予想通りだが、女性が半々くらい、しかも男子は半分
くらいスタッフっぽい感じだったから、実質的に女性の方が多い。昨日の発言が
ものすごく女性に対して失礼だったことに気付く、ストリップをパフォーマンス
アートとして理解しているのはむしろ女性の方だ(ごめんなさいm(_ _)m)。劇
場で見掛ける顔は皆無ではないものの、やはり少数派と言う感じ。スクリーンに
は最初ストリップのスライド写真が映される、モノクロームで年代を感じさせる
ところにアンダーグラウンドなアヤシさを醸し出している。牧瀬姐さんのステー
ジ映像も流れる。その手の指先まで神経の行き届いた舞いは、やはりこの人が頭
ひとつ抜けていり踊り子だと理解する。
 前半はグラフィティパフォーマンス。ヒップホップのそれではなく、アウトサ
イダーアートに近いもの。抽象的だが、エロティシズムを感じさせる。しかし、
さすがにペインティングパフォーマンスが1時間も続くと飽きる(汗)。
 そして3時半頃牧瀬姐さん登場、劇場でのステージ衣装より控えめながら、妖
艶さはいつも以上。と言うか、いつもと違うシチュエーションにこちらの感受性
も上がってる感じ。
 盆正面のポジションで見ていた。クラブらしい低音の効いた音楽がいつも以上
に姐さんの妖艶さを引き出す。女子が隣にいるのに恥ずかしくない?全然!その
くらい観る者への訴求力はすごい。
 15分ほどのダンスパフォーマンスを終え、続いてボディペインティングのパ
フォーマンス。先ほどのグラフィティアーティストが牧瀬姐さんの素肌に色を入
れて行く。ただそれだけ、と言えばそうだが、その間も細かい手先の動きに天性
のストリッパーを感じる。別用で途中までしか見れなかったのが残念。