Asakusa Arabesque @ 浅草リトルシアター

　仕事がヘヴィ過ぎて季節がまるで分かっていないが、やはり浅草に来ればクリクリな雰
囲気抜きで年の瀬の季節感を実感できる。と言うか、某マイミクさんとニアミスしてる
のかな？＞ロック座
　今年最後の牧瀬さん観劇（だと思う）。今回はなんと舞台上でのボディペインティン
グ。こりゃすごい。無国籍風アンビエントミュージックとＶＪ、あまりにアヴァンギャ
ルドで六本木や渋谷でのアートイベントかのよう。浅草でこういう出し物が観られるとは
思わなかった。出演者は３人だが、環境系の音楽やＶＪはとてもクール。
　ボディペインティングはお馴染みninko ouzouさん、牧瀬さんのボディにはすでに簡単な
下書きがあり、牧瀬さんがゆるく踊る中、ninkoさんが筆を重ねて行く。刺青ではないの
で描く模様に具体的な対象はなく、描かれる線や点そのものが生き物となってライトアッ
プされたステージで踊る感じ。緩やかなアンビエントミュージックの中でも野性的で力
強さがある。
　とにかく、非日常性があり、かつ無国籍で天国のような世界観。１時間足らずではあっ
たが濃厚な空間でした。浅草がアヴァンギャルドと出会い、片仮名のトーキョー、ロー
マ字のTOKYOを年の瀬の浅草で遭遇する面白い体験でした。
　ようやくたどり着いた週末、空を見上げながら浅草駅から東武線で帰途へ。