LOFT POWER PUSH!

　歌舞伎町のど真ん中、ロフトでのオムニバスライブ（４組出演）。客層の
９割５分は若い女の子:-) ＯＬですら浮きそうな雰囲気だから、ネクタイ姿
のオイラなんか推して察するべし（爆）。

　牧さんは最初に出てきました。これまで弾き語りのアコースティックライ
ブは体験してきたけど、今日はバンド形式のロックスタイル。ちょっと前半
はテンション低かった。彼の声が生きるハイトーンのキーを下げちゃってて、
グッと来るものがない。あと、ＭＣもちょっと固い。どうも今日の客層から、
ヘラヘラっとした牧君本来のトークがしずらそうな雰囲気である。とは言え、
アコースティックスタイルでは聴けない「かたつむり」や「空っぽな毎日」
とかが聴けてよかった。そして、あの「おかしい」である。最初はなんと打
ち込みパーカッションのみで入り、曲のサビが近づくに連れてバンドサウン
ドで上げて行く、と言う展開、これはメチャクチャカッコ良かった。実験的
すぎる、と言う声もありましたが、僕的にはあの打ち込みはなかなか完成度
高かったな、と思ってます。と言うか、そうやって自分の殻を破ろうとする
姿勢は重要だよね。

　他の３組もせっかく観たので、簡単に感想書いておきます。

・鈴木晃二
　ビジュアルがなかったら、ブランキージェットシティーと勘違いするかも
しれない。ハードなロックサウンド、そして何よりも鈴木晃二のボーカルが
浅井健一そっくりなのだ。でもルックス的には、ＴＯＫＩＯの長瀬智也っぽ
くてカッコイイと思う(^o^)

・ＨＡＩＲ　ＣＵＴＳ
　パーティロックバンド。楽しいと言うか、微笑ましいと言うか。流行のサ
ウンドではないけれど、万人受けする分かりやすいポップロック。

・ＯＺ　ＷＯＲＬＤ
　アー、ヤバかった（滝汗）、だって観客みんな“お約束”の振付やってる
んだもん、もしかしてファンじゃないのオイラだけ？彼女たちに袋にされな
いか？とかなりビビリました（苦笑）。それはともかく、これだけお約束が
ハマると、アヤシイ巨大宗教のマスゲーム見てるみたいな面白さがあるっす。
ボーカルのＭＣがまた妙なテンションがあって、サムさに笑うって感じ。:-)
でも、個人的にはデッド・ケネディーズ的なパンクノリの曲の完成度がすご
くてやられた。

　帰りは沖縄そば食って帰りました。今日は５５回目の終戦記念日。

曲順が分かりましたので、書いておきます。

01.それは…
02.かたつむり
03.空っぽな毎日
04.光の雨
05.ニュースのない日
06.おかしい2000

バンドメンバー
Drum 　関口源八
bass 　紺野光広
Guitar 小山晃平