復帰直後のかおり姫グラビア

　かおり姫活動再開情報の第一弾はフライデーでのイメージビデオの撮影
スクープだった。モノクロだが、相変わらずの見事なプロポーションに、
こうして応援ページ作成を決意したのである（笑）。とは言え、ビデオそ
のものは４月２０日発売、と言うことでまだ先のことだ。だがすでにいく
つかの雑誌で、彼女の再開後の撮影作品を拝むことができた。それらにつ
いて語ってみる。
　３月１１日現在で、復帰後の作品がグラビアに登場したのは３誌、スコ
ラ、ザ・ベストSpecial、そしてURECCO。
　まずスコラ。「お帰りなさい！」の記事でも書いた通り、"This is EROS"
では本人に断りなく出版され、印税が１銭も入ってこない、と言う衝撃の
告白が載っていた。彼女の裸身の美しさよりもそのことがまず衝撃の登場。
もちろん、光と陰のバランスの中に横たわるかおり姫は１年のブランクに
もかかわらず全く素晴らしいものではあったけれど、何しろ衝撃的なコメ
ントだ、陰の部分が強く印象に残ることになった。
　その意味で、正式な（？）復帰は、ザ・ベストＳＰではないかと思って
いる。北海道の雪の中での撮影、白雪姫のコンセプトがあったかどうかは
知らないが、おとぎ話のとてつもなく美しい世界がそこにあった。まずそ
のことに目を奪われる作品。だが、だからと言って、そこにいるかおり姫
はお人形さんではない。白い雪に全ての音が吸い込まれ、静寂が覆いかか
る風景の中、過去の悲しみを引きずる、と言うより、泣くことでそうした
過去に別れを告げようとするかのような、意志を感じさせる作品だった。
その意味でまさに、この作品にはかおり姫が復帰を決意した思いが強く出
ているのではないかと思う。もちろん巻頭である。
　最後にURECCOについて。セクシー系グラビア誌としてはかなりレベルの
高いこの雑誌でも、準巻頭である。これら２誌で、かおり姫はいきなりセ
クシーアイドルのトップレベルで復帰を果たしたのだ、と確信した。そし
て、ここでかおり姫が魅せるのは、これまでになかったカメラのこちら側
の人間へわずかながらも挑発的な視線を送っていることである。過度の挑
発は下品なことだとは思うが、カメラのこちら側にいる人間を意識して、
そこにいる人たちに目でメッセージを投げかけている、と言う能動性が新
たなかおり姫の可能性を信じるに十分たる証拠であると感じた。