いよいよ今夜からまなみさんが主役のＴＶドラマ「砂の上の恋人 たち」が始まる。先ず、忙しい身なので、夜１０時からとは言え、 火曜の平日では観ることが出来る日は殆どないだろう、一人暮しの アパートにはまだビデオデッキもないし。 しかしそれよりも、ここでは心理的にこのドラマを「観るのが怖 い」ことを白状してしまおう。「やっぱり過失とは言え、人を殺し てしまう役は彼女のイメージを壊してしまいますか？」イエス。 あまり彼女を神格化してしまうのも、彼女の人格を無視している ようで失礼なことは十も承知である。しかし、何度も書いているよ うに、「初恋の人」のイメージはそういう物だとしか言いようがな い。 行ってみれば、「魂の入った仏様」なのだ。恋愛ドラマは、人間 臭い。その人間臭さは、まだファンになって間もない私のイメージ の中では矛盾を生じてしまう。仏のように、無口で（実際、ＣＭ出 演ではセリフはあまりないものね）達観した眼差しでこちらを見つ めて欲しい。非常に矮小だが、しかし私の切ない希望なのである。 ちょっと大ゲサだけどね。