金原ひとみ「オートフィクション」発売記念イベント＠新宿紀伊国屋書店

　AMEBIC以来のひとみさんの４作目となる「オートフィクション」発売記念
サイン会に新宿紀伊国屋へ。確かAMEBICのサイン会も７月だったな、ちょう
ど１年ぶりだ。普段は左翼思想本ばかり読み耽ってるオイラもこの時期だけ
は文学青年（オヤジだろ！）、それにして今回の作品、“笑える”個所があ
ちこちにちりばめられていて、電車の中で呼んでいると笑いをこらえきれず
にニヤニヤしてアヤシイオヤジ化してしまう（爆）。
　紀伊国屋の到着は１５分前、店内には列がないな、と思ったら階段の方か、
告知では先着１００名とあったが、１００人以上いるんじゃない？と言う長
さ。なぜか先頭部には中高年のオジサン（読書家？）が多いのだが、全体的
に見ればやはり若い女性が多いような気がする。男子だって女の子について
きた、と言うカップルも少なくない中、比較的少数派の男子単独派です（笑）。
しかし職場の制服のままサイン会参加とは気合入ってる人がいますなあ(^o^)。
気になるのはすでに本を持っている人といない人がいること。オイラも持っ
ているが、これは読むために職場の近所の書店で買ったものです、列に並ん
でいる間も読んでましたが、ブックカバーが紀伊国屋じゃなく書泉なのがハ
ズカシイ（苦笑）。
　列が進み、ひとみさんの手前まで来たところで作品と交換。前回の三省堂
書店のときは撮影オッケーだったので、今回使い捨てカメラを持ってきたけ
れど、撮ってる人がいなそうだったので止めておきました。皆さん黙ってひ
とみさんのサインを書くのを眺めていらっしゃるだけのようですが、オイラ
的にはせっかく先生が読者の前に現れたのですから簡単にでも作品の感想を
述べるのが礼儀だろう、と言う考え。と言うことで、畏れ多くもろくでもな
い感想をサイン書き中のひとみ先生にぶつける怖いもの知らずなオレ（爆）。
「今回の作品、笑えるところがいっぱいあって面白かったです」って。そん
なオイラに微笑みを返してくれるひとみ先生、ああもうなんて言ったらいい
のかしら、嬉しいって言うか感動したって言うか。まぁ１５秒くらいの短い
時間の出来事なんですが。イベント前までは半分くらいしか読んでいません
でしたが、今日中に読破しました。この後感想を別途書きます。