(朝日新聞7月18日夕刊)

歌手の安室奈美恵さんとSAMさんが離婚 コメント発表

歌手の安室奈美恵さん(24)とダンスボーカルグループ「TRF」の
SAMさん(40)=本名丸山正温=が18日、離婚したことを発表した。

所属レコード会社などを通じて、「2人とも仕事を持つ身であり、時間の
すれ違いなどあって、色々話し合った結果」と説明。子どもの養育は「今
まで通り2人で見ていこうと思っています」とコメントした。

安室さんは97年10月に結婚し、翌年5月に男児を出産した。出産・
育児のために1年間休業し、98年暮れの紅白歌合戦で活動を再開した。
この3月にはシングル集「LOVE ENHANCED」を出した。

SAMさんは3年前、「育児をしない男を、父とは呼ばない」というコピーで、
厚生省の少子化対策・子育てキャンペーンに登場していた。

(19:10)

個人的所感(7/23)

 というわけで、時間を少しおいて安室さんの離婚について考えてみました。
で、結論としては、「安室さんの辞書には“前向きの離婚”と言う単語が存
在する」と言うことを感じました。
 つまり、いろいろな報道(と言っても、私はスポーツ紙の記事しかチェッ
クしてないので、ワイドショーでのコメントの類は分かりません)を見る限
り、今回の離婚はポジティブなものだ、という印象が強いです。私たちファ
ンが思うほど彼女は落ち込んでいないし、むしろこれから音楽活動に専念す
るのだ、と言ういい緊張感さえ感じられました。米国デビューについては個
人的に情報源に裏が取れていないので確信はできてないのですが、とにかく
“離婚”と言う言葉が持つ後ろめたさは安室さんには全く感じられないな、
ということです。
 心配なのは温大クンですが、保守的な評論家たちは「子育てをおろそかに
するなんて問題だ」と言う言い方をするでしょうが、彼女の場合はそういう
後ろ指も蹴散らせそうな気がします。つまり、彼女の信念を曲げない生き方
は、温大クンにも良い影響こそ与えるにせよ、悪いことは何もないんじゃな
いか、そんな気がします(まぁ答えは彼が成長しないことには分からないで
すが)。
 なんと言うか、逆境をそうと感じないだけの信念の強さ、それがなんと言っ
ても安室さんの強さ、カッコよさのポイントなんだなあ、ということをあら
ためて教えてくれた事件、という受け止め方を私はしています。
 きっと安室さんは、自分のやりたいことのために“傷ついてる”暇なんて
ないのでしょう。

MAX新メンバー加入についても所感(7/23)

 安室さんの離婚報道と偶然時を同じくして発表された新メンバー加入の話。
個人的には最初「ミーナさんが戻って来る時どうするの?3人でがんばれば
いいじゃない?」とも思いました。しかし3人が考えに考え抜いた末に出し
た結論とのこと。つまり、彼女たちが前進するために選んだ道であれば、そ
れが一番いい道なんだ、と思うようになりました。ミーナさんが戻ってきた
ときのことは、またそのとき考えればいい、今MAXが前進するためには新
しいメンバーが必要だったんだな、と。
 8月終わりに出る新曲で全てが分かるわけではないけれど、私個人が思っ
ていた“不動の4人”と言う考え方にとらわれず、新しいメンバーを迎えて
リフレッシュしたMAXを応援できるよう、それまでに心の準備をしておき
たいな、と思います。